よーし!今日は朝2時間できましたよ!
なんと言ってもやっぱり過去問。今日は平成20年の事例Ⅱ。
老舗温泉旅館がクライアントでした。
今回の老舗旅館は風情があって素晴らしい!是非とも泊まりに行きたいぐらい素晴らしいところでした。僕は静かなところが大好きなので、このクライアントのコンセプト大好き。
コンセプトは…忘れちゃった。
気になる方は、平成20年の事例Ⅱで与件文を読んでみてね。
そこでは、女将が筆で御礼状を書いてくれるらしい。なんだか、日本を感じられる場所だよね。
地場産の野菜をメインで使っていて、地産地消を謳ってた。経済的にも、環境的にも、素晴らしい。
読書ができる一角なんかもあって、とても知的な空間の匂いもした。
騒いでしまいそうなお客はお断りをしているらしくて(子供、宴会?)その噂のコンセプトをしっかり守っているみたい。
単価は1泊5万円で高め。だけど、リピート客もいて、口コミで広がってるらしい。そして、契約栽培で仕入れている地場野菜がうますぎらしくて、リピート顧客にはこっそり販売してるらしい。
そんな、売れっ子な老舗旅館だったけど、最近は少しずつ環境の変化によって平日に空きが出てきたりしてるらしい。
おそらく理由は、大規模な外資系温泉ホテルが周りにできているからじゃないかと思う。んー。
そうね、ポジション的には市場を食い合わないけれど、大規模経営によって効率化を図って、サービスの質を上げつつ、宿泊単価を下げられるってところにやっぱりつられるお客さんはいるんじゃないかなって思うんだよね。そして、与件からそれくらいしか目に入らなかったのが正直なところ。
それで女将さんは、コンセプトを和洋折衷にして、洋風も取り入れて、食事も部屋食とレストランで選べる形にしていこうとしてるのよね。今までのコンセプトぶち壊しじゃないか!
女将さんには幻滅したよ。せっかく筆で御礼状書いてくれて嬉しかったのに、そんなことを考えてこの老舗旅館を変えようとしていたなんて。
そのブランド打ち出したら、どうやって伝統的な雰囲気を維持するってんだ!どうしたって少しずつ無理は出てくるし、外資系温泉ホテルと差別化できなくなっちゃうんじゃないの?
流行りに乗ると痛い目見ることだってあるんだよ!女将さん考え直しておくれよ。お願いだよ。
僕は今までのコンセプトを気に入ってたし、あの静けさ、和める空間が大好きだったんだ。
今のコンセプトは変えずに、集客の方法を変えてみたり、既存顧客からの単価向上を図りましょうよ!大丈夫です。僕お金払いますんで。
そんな感じの事例だった。
今回は変な方向に筆が走った。でもこんな日があっていい。むしろこういうものの方が望まれたりするのだろうか。
いやはや。今日はこの辺で。
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